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日本文化論が嫌なら買わない選択しもあるのでは? [一般常識]

 日本の伝統衣装「着物」。

専門店で買うと、数十万円する場合も多く、その値付けをめぐって議論があります。

日本文化に詳しい英国人で、小西美術工藝社のデービッド・アトキンソン社長に聞きました。

◆ ◆ ◆

 お茶をやっているので、着物は何着か持っていて、度々着ます。
着方は、本を見ながら自分で覚えました。
決して嫌いではありません。
着物を日本人があまり着ないのは損しているなとも思います。

 でもね、この前も新しく一式そろえたら、50万円。
高すぎますよ。
全然納得できません。

(今は、洋服でお茶を楽しむことも出来ます、買わない選択しもありますよ。)

反物の原価が数万円の一般的な着物で、この値段はありえない。


(なら自分で仕立てればいいのでは?と、思いますが。
英国人の仕立て屋さんもかなりボッテますよ。)




 この非合理性は伝統産業一般に見られます。
例えば漆器の「おなつめ」でも、原価10万円のものを平気で130万円で売っている。
他にいくらでも代用品がある時代に、これで売れるはずがありません。

(プラスチックに色を入れた100均の棗もありますよ)

供給者の理屈ばかりが先行して、消費者の視点がない。

(英国の食器は高くていいのか?)


 私が文化財の建築修繕を行う今の会社に来たとき、社員は国から仕事が来るのを、
ただ待っていました。

今は神社仏閣に営業に行きます。

努力せず、伝統だから保護してくれというのは、おかしい。

日本に何千万人もいるサラリーマンは、やりたくないこともやって給料をもらっている。
歌舞伎だって、役者が毎日のようにテレビに出て営業しています。

   (文化財の建築修繕は、格安でやってるということなんだろうね。)

 そもそも伝統が伝統になる前は、ちゃんとビジネスになっていたはずなんです。
消費者の意向を探り、自ら変わり続けた。
だから伝統になれた。
着物が存続するためには、真っ当なビジネスにするしかありません。

もっと価格を下げて、手に取りやすい着物を増やす取り組みが、最低限必要だと思います。

(聞き手・田玉恵美、朝日新聞日曜版「グローブ」から)



よくこの手の意見を、派手かましく言う外人さんビジネスマンは、多いのですが、
安いから買う!そのような商品は、只の安物でしかない。

残念なことですが大半の人間は、価格により商品の勝ちを決めている以上
価格をやすくすることが、伝統を守ることとは、思えませんね。

(山のように毎年、捨てられる、しまむら、ユニクロ製品と同じに
手軽に捨てれる商品になってしまいます。)

ま、私の個人的な意見です、
何故か、日本人は、ちょっとした著名人の言うことにホイホイついていきますが
相手が、友好的な意見を言ってる、正しいことを言ってると
思うのは、お人好し過ぎなんじゃないかな?と、思うお年頃です。




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